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正規表現
閲覧数:555 配信日:2018-01-21 08:34
delimiters で囲む必要がある
PCRE 関数を使用する際には、パターンを delimiters で囲む必要がある
・表現の前後にデリミタが必要
デリミタとして使用可能な文字
・「英数字」「バックスラッシュ」「空白文字」以外の任意の文字
デリミタとしてよく使われる文字
・スラッシュ (/)
・ハッシュ記号 (#)
・チルダ (~)
/foo bar/
#^[^0-9]$#
+php+
%[a-zA-Z0-9_-]%
角括弧形式のデリミタ
角括弧形式のデリミタも使用可能
・「開き角括弧」「閉じ角括弧」がそれぞれ「開始デリミタ」「終了デリミタ」を表す形式となる
角括弧形式のデリミタとして有効な値
・()
・{}
・[]
・<>
(this [is] a (pattern))
{this [is] a (pattern)}
[this [is] a (pattern)]
<this [is] a (pattern)>
パターン内でメタ文字を使うときのエスケープは不要
パターンの中でデリミタ文字をマッチさせたい場合(パターンの中にデリミタ文字自体が含まれる場合)は、バックスラッシュによるエスケープが必要
・他のデリミタと同様、(メタ文字としてではなく) リテラルとして扱う(デリミタ文字をマッチさせたい)場合は、 バックスラッシュでエスケープする必要がある
※パターン内でデリミタが頻繁にあらわれる場合は、 デリミタを別の文字に変更したほうが読みやすくなる
具体例
下記二文は、同じ意味
・デリミタ(ここでは/) をメタ文字としてではなくリテラルとして扱う(デリミタ文字をマッチさせたい)場合は、 バックスラッシュでエスケープする必要がある
/http:\/\//
・デリミタを別の文字(ここでは#)に変更した例#http://#
下記二文は、同じ意味
・デリミタは「#」。/をエスケープする必要がない
preg_match('#^/hoge[0-9]+\.html$#', $_SERVER['REQUEST_URI'] )){
・デリミタは「/」。/エスケープが必要 preg_match('/^\/hoge[0-9]+\.html$/', $_SERVER['REQUEST_URI'] )){
preg_quote() 関数
パターンに使う文字列をエスケープすることができる
・オプションの二番目のパラメータで、エスケープするデリミタを指定する
パターン修飾子
終了デリミタの後に パターン修飾子 を付加することも出来る
大文字小文字を区別しないマッチを行う例
・1つ以上のアルファベット(大文字小文字関係なし)
#[a-z]#i
・デリミタ#
・修飾子i
・デリミタ