概要
状態:-
閲覧数:4,138
投稿日:2013-04-18
更新日:2013-04-18
・「アクセス制限修飾子」で制限されているメンバに対して、そのメンバが参照できる範囲(可視性)を越えてアクセスしようとしたために発生したエラー
・△△ファイルの□□行目付近に記載がある「protectedプロパティ○○」へのアクセスは不可
※protected 宣言されたメンバーには、「そのクラス自身」「継承したクラス」「親クラス」以外からはアクセスできない
エラーメッセージ
Fatal error: Cannot access protected property ○○ in △△ on □□
詳細
・△△ファイルの□□行目付近に記載がある「protectedプロパティ○○」へのアクセスは不可
※protected 宣言されたメンバーには、「そのクラス自身」「継承したクラス」「親クラス」以外からはアクセスできない
実際に遭遇した例
エラーメッセージ
Fatal error: Cannot access protected property Quiz_questRepository::$qstn_str in /0webapp/controllers/QuizController.php on line 120
内容
・「/0webapp/controllers/QuizController.php」ファイルの120行目付近に記載がある、「Quiz_questRepository」クラスの「protectedプロパティ $qstn_str」へのアクセスは不可
▼/0webapp/controllers/QuizController.php
class QuizController extends Controller
{
(中略)
public function newInstance($ua_details){
(中略)
$data['questions_arr'] = $this->db_manager->get('Quiz_quest')->qstn_str;
▼/0webapp/models/Quiz_questRepository.php
class Quiz_questRepository extends DbRepository
{
protected $qstn_str = "|";
対応案
3案
案1.プロパティを「そのクラス自身」で保持するよう、構成を変更
案2.関連クラス間での継承関係を構築
案3.アクセス修飾子を変更
案3.アクセス修飾子を変更
protected → public
案3-1.プロパティを「protected → public」へ書き換え
案3-2.protectedプロパティを削除(結果的に案3-1と同じ効果を得られる)
案3-1.プロパティを「protected → public」へ書き換え
・protectedプロパティにしていたからにはそれなりの理由があるはずなので、処理しづらいからという理由だけで安易に「public」へ変更しない方が良い
案3-2.protectedプロパティを削除
・protectedプロパティを削除することにより、明示的なプロパティを作成せず、動的に対応させる(アクセス修飾子がない場合自動的にpublicと見做す特性を利用)
・上記例で言えば「protected $qstn_str = "|";」を削除すると、「$this->db_manager->get('Quiz_quest')->qstn_str;」のプロパティがないので、自動的にpublicアクセスなプロパティを作成して対応してくれる
※長所と短所
・てっとり早く動作確認したい場合には便利だが、クラス直下に明示的にプロパティを記述しておかないと、後で生成箇所を把握する際、ソースコード全行読む必要が生じてしまうので、極力避けた方が良い
Fatal error: Allowed memory size of ★★ bytes exhausted (tried to allocate ○○ bytes) in △△ on line □□
Fatal error: Cannot use assign-op operators with overloaded objects nor string offsets