自動型変換機能のように、自動的に変換させるわけではなく、明示的に変換させる型を手動で強制指定することを「型をキャストする」と言う。 具体的には、変換したい変数の前に「(キャストする型名)」を置くことで、キャストが実行される。
▼結果
/demo/type_casting.html
使用可能なキャスト
$var1 = 21.5;//浮動小数点数「21.5」を格納
$var2 = 21;//浮動小数点数「21」を格納
echo (int)$var1 + $var2;//キャスト
echo "
";
echo $var1 + $var2;//$var1は、キャストされた際のみint型として扱われる。実際に変換されたわけではない。そのため、ここでの「変数$var1」の値は、浮動小数点数「21.5」のままである
▼結果
/demo/type_casting.html
使用可能なキャスト
記述 | キャスト後 |
---|---|
(int), (integer) | 整数 |
(bool), (boolean) | 論理値 |
(float), (double), (real) | 浮動小数点数 |
(string) | 文字列 |
(array) | 配列 |
(object) | オブジェクト |